許可取得の流れと必要書類

query_builder 2024/09/21
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許可取得の流れと必要書類
許可取得の流れは、まず事業計画の策定から始まります。具体的には、どのような建設業を行いたいのか、対象とする業種や業務内容を明確に定める必要があります。

次に、申請書類の準備に進みます。この際に必要となる主な書類には、以下のようなものがあります。

1. **申請書**:建設業許可申請書を作成し、必要事項を記入します。

2. **履歴事項全部証明書**:法人の場合は、法人登記を確認するために必要です。個人事業主の場合は、住民票が求められます。

3. **経営業務の管理責任者の証明書**:この書類は、経営業務を管理する者が、必要な経験を有していることを証明する書類です。通常、経営業務の管理責任者が、過去にどのような経歴を持っていたかを記載します。

4. **技術者の証明書**:建設業に従事する技術者の専門的な資格、経歴、技術力を示すための書類です。技術者の資格を証明する資料が必要です。

5. **経済的基盤を示す資料**:資金力を証明するためには、直近の決算書や資産証明書などが必要になります。これにより、事業を円滑に運営できる経済的な基盤があることを証明します。

これらの書類を準備した後、申請書とともに所轄の建設業許可申請窓口に提出します。

申請を行った後は、審査が行われます。審査期間は通常、1ヶ月から3ヶ月程度ですが、忙しい時期や書類の不備がある場合、さらに時間がかかることもあります。もし審査の過程で不明点や追加資料の提出が求められた場合は、迅速に対応することが重要です。

審査に合格すると、晴れて建設業の許可が取得できることになります。この許可は5年ごとに更新が必要ですので、更新手続きについても十分に理解しておくことが必要です。

許可取得に際しては、事前に専門家のアドバイスを受けることも有効です。特に複雑な業種や新しい形態の事業を考えている場合、専門的な知識を持つ行政書士や法律の専門家に相談することで、スムーズな手続きが期待できます。

以上が、建設業における許可取得の流れと必要書類についての概要です。許可を取得することで、法的に認可された企業として安心して事業を進めることができるので、手続きを怠らずに進めていきましょう。
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藤原祥男行政書士事務所

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エリトービル205号室

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